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プログラミング入門に適した言語はPythonであるひとつの理由

プログラミングを学んでみたい人に向いている言語は何か、というお題がある。
何を作りたいかによっておすすめする言語はかわってくる。

であるが、教育用の言語としては筆者の結論はPythonである。

理由はPythonの言語仕様がシンプルでコンパクトだから。
Pythonを選ぶと実践的なコードを書くまでの学習コストが少なくて済む。
言語仕様が分厚い言語を選んでしまうと、勉強はつらくなる。

Pythonはif文で丸括弧や波括弧を書く必要がない。条件分岐にswitch文がない。繰り返し処理にdo while文がない。
forループはイテレーターを使ったモダンなforループしかない。変数の宣言はなにも記号をつけない。関数の仕様もシンプルである。データ型は100%オブジェクトなので、説明がすっきり。

このようなシンプルなPythonの設計思想に共鳴する。
一言で言うとPythonは楽しい。

Pyhtonは1991年に登場しJavaよりも歴史が古い。なのに言語仕様がコンパクトさを保っている。
多くの言語は歴史とともに機能が増えて、言語仕様が複雑になっていき、マニア化してゆく。

そのマニア化してゆく一例としてあげられるのがJavaScriptである。

現在のJavaScriptの言語仕様は一言でいうと、複雑な迷宮のようである。
JavaScriptは他の言語と違い、ブロックスコープ、関数のデフォルト引数、モジュールがサポートされたのが遅かった。そのためトリッキーな書き方、イディオムが進化してしまった。そこに加えてECMAScript2015で大幅に機能が増えてしまった。

条件分岐はswitchもあるし、whileはdo whileもある。forループはクラシックなforループから勉強して、イテレーターを使ったfor ofループを勉強しないといけない。var宣言をした変数が巻き上げられたり、関数の引数の仕様(実引数が多い場合、足らない場合の仕様)も独特である。

通常の言語ではエラーになる書き方が、JavaScriptではエラーにならない。データ型は100%オブジェクトではないので、プリミティブラッパーとかの説明もしなくてはいけない。

JavaScriptは言語経験者でさえ困惑させる仕様に満ちている。
JavaScriptは仕様が入り組んでいて、勉強していてつらい。

ということで、プログラミング初心者の方が最初に学ぶ言語としてPythonをおすすめしたい。

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